■腕時計の防水機能について 防水性能とは時計に水圧がかかった際に時計内への水の浸入を防ぐ性質を意味しています。 一般の防水時計は規定のバール(bar=圧力の単位。1バールは1気圧と同等の圧力)の基に一定時間試験されています。 性能の種類により3気圧防水機能は「日常生活用防水」と5気圧防水以上の時計は「日常生活用強化防水」に分けられ。 フィート、メートル、気圧(atm) 等の単位で表示され、フィート、メートル、 気圧(atm)はその水深に静止した状態で防水性があることを意味しています。 ■3〜5気圧 3気圧防水 表示 [3atm、3bar、100ft] 日常生活での汗や洗顔時の水滴、にわか雨などに耐えることのできる程度の防水機能です。 季節の変わり目などは雨が多くなりがちですので、最低限必要な防水機能です。 5気圧防水 表示 [5atm、5bar、165ft] 水仕事に耐えることのできる程度の防水機能ですが 水の中に時計を入れるなどはタブーです。 ■10気圧 10気圧防水 表示[10atm、10bar、330ft] プールに入っても大丈夫とされる防水性能ですが水泳や飛び込み、競泳をするのには適しません さらに10気圧防水でもクロノグラフ機能をもつ時計については水中でプッシュボタンを押さないように気をつけてください。 基本的に水中に浸けている時間は短時間と考えた方が無難です。 ■20気圧 20気圧防水 表示[20atm、20bar、660ft] 水泳や競泳などができる程度の防水機能です。 ダイバーズウォッチとしての機能を備えてあるものも増えてきます。 ■30気圧 30気圧防水 表示[30atm、30bar、1000ft] 本格的にダイビングをすることのできる性能です。 ただし防水性能を維持するために、定期的な防水テストを受けることが望ましいです。 ※20気圧防水が必ずしも200m防水ではないように |